"Cal-Zone" に異能が集う。 異能は、"シルシ"に運命を背負う。 運命は、異能に──……
ことの始まりは、ある者の死だった。 彼は、その"シルシ"を奪われていた。
アリバイを持たぬ異能は、ギルドに願う。 どうか、犯人を見つけ出せ、と。
願う異能を前に、ギルドは扉を閉める。
そしてこう、告げるのだ。
「疑い合いを以てして、異端を探せ」と。
──異能たちの、葛藤が始まる。