<レネゲイドウィルス> ──神代の時代より、神話や伝説、英雄たちの物語の影に潜み続けた存在。
遺伝子そのものを書き換え、超常識的な能力を発生させるウィルスに感染し、その能力を発揮した者を、オーヴァードと呼ぶ。
彼らは強い感情によってその強力な能力を発動させる。
しかしその強い感情─衝動─は時として理性を失わせ、ついには自身、果ては愛するものも巻き込んで破滅する。
彼らは人として生まれ人として暮らしながらも、すでに根幹たる遺伝子から「ヒト」ではない。
ゆえに、彼らはダブルクロス<裏切りを意味する者>の名を背負う。
この街、舞台となる安戸道市は、関東圏から少し離れた地方都市である。
江戸のころより港町として栄え、内陸には大企業の研究所が点在し、学術都市としての側面も持つこの地方都市に、君たちオーヴァードは住んでいる。
世間からは隠蔽された存在であるオーヴァード、レネゲイドウィルスではあるが、支援組織AGNにより、君たちは人間らしい生活を保証されていた。
はずであった。
話は数日前にさかのぼる。
君たちのところへ突如として一通の知らせが届いた。
「さあ、ゲームをはじめるとしよう。」
「我々は君たちの自由を阻害しない。」
「すでに君たちのうち2人は我々の仲間である。」
「これはゲームだ。君たちが勝つか、わが同胞が勝利するか。」
「逃げるのならば逃げればいい。だが、君たちの安寧の保証はしない。」
「ゲームの目的は、さて、<満月に吼えるもの>が知っている。」
「彼らを捕らえてみたまえ。彼らは君たちを捕らえるだろう。」
冗談と思っただろうか。
けれど、その日から一人ずつ仲間が消えて行ったのは事実だ。
そして君たちはついに決意する。
最も怪しいものをAGNへと報告し、AGNはもっとも票を集めたものを捕らえ、AGNの研究施設へ幽閉する、と。
しかし、AGNの舞台が<満月に吼えるもの>の容疑者を捕らえに向かったとき、すでにそこに容疑者の姿はなかった。
そしてまた、一人が消えてゆく。
※ダブルクロスの設定を一部使用しています。
※ダブルクロスは有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です。
※完全なダブクロトレースではありません。(ピュアブリード・トライブリードを対象としない等)ルルブ不所持の方もいますので、当wikiに記載されていない用語等は使用せず、説明的にお願いします。
欲しい施設とかこんなのあったら現代ぽい!設定募集中
今回、「屍食鬼化」オプションがオンになっています。
これは「人狼、C狂は生存したまま、墓下のログを見ることが出来る」というオプションです。
これを使用し、「襲撃のRPを行う」「吊りのRPを行う」ことを必須とします。(RP村なので)
今回は狼側が4人もいるので、分担したりしてどちらのRPも頑張ってください。
ここでは、人狼が襲撃(拉致)したPCを拉致するRPを行います。
必要であれば、狼は吊られたPCの役職を、PL発言で当該PCに確認して構いません。このとき、当該PCが役職を偽ることを禁止します。(PL発言で進行に関わる虚偽申請は禁止です。)
墓下で簡単に状況をPL発言で打ち合わせ(拉致される側がどこに、どんな風にいるか。等。)、「拉致時」の時間軸で、拉致した/拉致されたRPを交わしてください。
ここでは、投票で吊られたPCを拉致するRPを行います。
今回は、吊られたPCについても、AGNがPCを幽閉しに来る前に、狼が拉致します。狼が拉致する理由は「彼/彼女の周囲からAGNの保護が消えた」等、任意で決定して構いません。
また、必要であれば狼は吊られたPCの役職を、PL発言で当該PCに確認して構いません。このとき、当該PCが役職を偽ることを禁止します。(PL発言で進行に関わる虚偽申請は禁止です。)
墓下で簡単に状況をPL発言で打ち合わせ(拉致される側がどこに、どんな風にいるか。等。)、「拉致時」の時間軸で、拉致した/拉致されたRPを交わしてください。
AGNに幽閉される前に、狼仲間が救出にやってきます。
ただし、外を出歩くと彼/彼女が再びAGNに囚われる、または狼側であるという疑惑を晴らせないため、外に出ることは出来なくなります。
初日に狼/C狂で、襲撃した/吊られたPCを監禁する場所について、自由に設定して構いません。
襲撃された、あるいは吊られたPCはその場所の中に監禁されています。
PCを拉致した(襲撃/吊に関わらず)犯行声明のことを、「襲撃メモ」と呼びます。
PCが拉致された痕跡など、夜明け後に匿名メモで張り出すと良いでしょう。
襲撃については、前日に準備をしておくと夜明け後すぐに貼れます。
すぐに貼れない場合は、「貼らないこと」あるいは「後で貼ること」を匿名メモで残しておくと、表ログに親切です。(状況が分からないと、往々にして表ログは停滞します。)
<満月に吼えるもの>たちは、彼ら自身が狙った拉致(つまり、通常の「襲撃」)の後、犯行声明を出します。
この「犯行声明」がないとき、<満月に吼えるもの>たちは、注目を集めた人物(つまり、通常の「処刑」者)しか拉致していません。
ところで、時々この「犯行声明」がないときがあります。(システムメッセージで「今日は何の通告もない。WHは作戦に失敗したのだろうか。」と出ます。)
このとき、地上には何が起きたのか分かりません。
何が起きたかを絞り込んでいくため、以下のステップを踏んで、状況を共通認識としてください。
狼側は、その日のログの一番最初に、襲撃メッセージが出ているかを確認してください。
「[月の下、○○の背後より暗闇の手が忍び寄る…]」というものが襲撃メッセージです。
この襲撃メッセージの有無を、匿名メモで報告してください。(夜明け後、5〜10分以内が望ましいです。)
この報告には、○○は記載せず、「襲撃メッセージはあります。」「襲撃メッセージはありません。」のみで構いません。
狩人は、インターフェイスの下のほうを見てみましょう。
もし「○○をWHメンバーの襲撃から守った。」と記載されていれば、昨日の○○への襲撃から、あなたが守ったことを意味します。(GJといいます)
GJのとき、好き勝手な噂の方向を定めても構いません。あなたの「カタコンベ」はどのように演出されるでしょうか? 大きな物音を立てる? それとも静かに護衛対象を隠してしまうのでしょうか。
いずれにせよ、あなたの「カタコンベ」は霧や夜の闇に助けられたことは事実としてください。(狩人透け、血人/吸血透けを防ぐため。)
Q.超常識的な能力ってどれ位すごいの?
A.負傷から一瞬で回復したり、人ではありえない運動能力や知覚能力を発揮します。またそれぞれに超能力を所持しています。
Q.生まれつき?
A.人それぞれ。きっかけはご自由に。
Q.衝動で破滅って?
A.超常識的な力を使うと、レネゲイドウィルスが活性化します。レネゲイドウィルスが活性化しすぎると、心も人間を止め、オーヴァードではなく、ジャームと呼ばれる存在になります。
Q.ジャームってなに?
A.理性や良心を無くし、衝動のままに行動するオーヴァードの成れの果てです。外見まで変化する場合もあります。ひとたびジャームになれば、もはや彼は討伐されるのみの敵となります。
Q.ジャームからは戻れないの?
A.今までに、ジャームから元に戻った例は確認されていません。
Q.オーヴァードとかレネゲイドウイルスは隠匿ってあるけど、どれ位隠されてるの?
A.政府や警察の極一部の人たちを覗いては、存在すら知りません。一般の人が知った場合、記憶操作等の措置も取られます。家族に対してであっても非能力者であれば秘匿されます。WHは気にしないこともあります。
Q.AGNやWHのエージェントって組織の仕事だけしてるの?
A.偽装の為もあり、多くは表向きの仕事をもっています。
Q.どうやって組織に入るの?
A.能力に目覚めたらどこからともなく勧誘が来ます。が、そもそも組織で育てられたなり、作られたなり。お好きにどうぞ。
Q.役職(内通者、調査員など)については知ってるの?
A.全て「噂には聞いて」います。役職当った方で開示したい追加設定などあったら匿名メモでどうぞ。
Q.進行中、狼探しだけしなきゃなの?
A.いいえ。普通に日常生活送りつつ、狼探したり、日常生活過ごしたり、仕事したり、遊んだりしてください。一日一回投票することが必須です。
何か疑問点などあれば。